干支(かんし)と十二支①
甲子園の由来
今年は “ARE” が流行語大賞になり、阪神タイガースが日本一のAREに18年ぶりに輝きました。
阪神ファンの皆さま、おめでとうございます。
私は、個人的に野球少年でしたし、今でも野球やベースボールが大好きなので良くテレビ観戦しますが…
一方で、野球の才能に恵まれドラフトでプロ野球の世界に飛び込んだ青年が知り合いにいます。小学生の頃からの知っている彼を、選手名の書かれたタオルを振って応援していました。
そんな彼でもプロ野球の世界は甘いものでは無いようで、ひとまずプロ野球の世界を退くことになってとても残念です。
干支
さて、話を戻しますと、1924年に完成した野球場の名前は ”甲子園” で、まさに六十干支の一番目の甲子から名付けられたとのこと。
10種類の数詞である ”干” は
「甲(こう)」・「乙(おつ)」・「丙(へい)」・「丁(てい)」・「戊(ぼ)」「己(き)」・「庚(こう)」・「辛(しん)」・「壬(じん)」・「癸(き)」です。
12の方位を示す ”支” は
(子)、牛(丑)、虎(寅)、うさぎ(卯)、龍(辰)、蛇(巳)、馬(午)、羊(未)、猿(申)、鳥(酉)、犬(戌)、猪(亥)です。
余談ですが、十二支の動物をどのように決めたのかについては、元旦の挨拶で神様のもとを訪れた順番という説が知られています。
ある年末に神様が動物たちにこう言います。
「元旦の挨拶に来た12番目までの動物を、毎年交代させて十二支とする」と。
動物たちは12番目までに入るために計画を巡らせます。
しかし猫だけは、いつ神様のもとへ行けばよいのかという大事な部分を聞き逃しました。
そこでねずみに尋ねますが、ねずみはライバルを減らすためにわざと1日遅れの日を教えます。
元日にねずみを先頭に次々と動物たちが挨拶に訪れ、十二支が決まりました。
猫が翌日出かけたときにはほかの動物たちも神様もおらず、猫は十二支に選ばれなかったという話です。
ほかにもいろいろな説があり、十二支は人々に親しまれるように動物を割り当てたとされます。
この干支の組み合わせで年・月・日・時刻を示すようになり、60通りあります。
これを六十干支と呼び、これが一巡すると ”還暦” となります。
干支と陰陽五行
中国の戦国時代に十干に五行説が当てはめられました。
また、日本では、この「陰」と「陽」を「兄(え)」と「弟(と)」に見たて、「兄弟(えと)」と呼ぶようになり、甲(きのえ)・乙(きのと)は”木”、丙(かのえ)・丁(かのと)は”火”、戊(つちのえ)・己(つちのと)、庚(かのえ)・辛(かのと)、壬(みずのえ)・癸(みずのと)となります。
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