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文化の日・前日【晴れの特異日/なぜ文化の日なのか?】

晴れの特異日

11月3日は「晴れの特異日」ということでも知られています。

特異日とは、毎年、同じ日に同じような天気現象が起きやすい日と言われ、気象学的な原因ははっきりしないらしいのですが、このような特異日の存在は、世界でも古くから経験として、伝得られています。
過去10年間の検証がありましたのでご紹介します。
晴れの特異日と言われている11月3日の、過去10年の東京の天気の検証では、

実際には2008〜2017年のうちで「晴れ」となったのは6回でした。

2年に一度は晴れていたとはいえ、「晴れの特異日」としては少し残念な気がします。
季節柄、晴れやすいことがあるのかもしれませんが、一口に「特異日だから晴れる」とは言いがたい状況のようです。

晴れの特異日

 

文化の日

では、国民の祝日のひとつである文化の日について考えます。
日本国憲法が公布されたのは1946(昭和21)年11月3日で、この憲法の公布を記念して制定されました。
日本国憲法と文化は、一見つながりがないようにも思えますが、憲法の理念では「自由」と「平和」が謳われています。そこで、「平和への意思を基盤とする文化を、発展・拡大させよう」という趣旨で、11月3日が文化の日として制定されたのでした。
2年後には祝日法(国民の祝日に関する法律)によって

「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」と定められました。

 

11月3日に憲法が公布された理由

2月11日は現在は「建国記念の日」ですが、実は日本国憲法以前の「大日本帝国憲法」の公布日で、「紀元節」と呼ばれる日本の初代天皇とされる「神武天皇即位の日」でもあります。
「大日本帝国憲法」が「神武天皇即位日」を選んで公布したことにならって、「日本国憲法」の公布日は、明治天皇の誕生日であった11月3日にしたかったようです。さらに11月3日は、国民から愛されていた明治天皇が崩御された後に「近代日本の礎を築いた明治天皇の功績を後世に伝えていくために、誕生日を祝日にしてほしい」という国民の声をうけ祝日となった経緯がありました。

つまり、日本が第二次世界大戦で敗戦したとは言え、日本政府は明治天皇の「明治節」を残したいという考えがあって 「憲法記念日」は憲法の公布日であった11月3日にするという案もありました。しかし、GHQは、天皇と国民の強い結びつきをなくし変えていきたいとの考えから強く反対。よって、「憲法記念日」は施行日である5月3日に、日本国憲法が公布された11月3日は、世界で初めて戦争放棄を憲法で宣言した重大な日であることから、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として「文化の日」と定められたのです。
現在でも「文化の日」には、芸術祭や文化勲章の授与、文化功労者の表彰などが行われています。
6ヵ月離れている「憲法記念日」と「文化の日」ですが、このような歴史的に深い繫がりがあったのです。

 

祝日と祭日の違いについて

取り留めのない話ですが、祝日と祭日の違いについてです。

1947年に皇室祭祀令が廃止される前は、皇室で重要な祭祀を行う日を「祭日」と呼び、祝日と並んで国の休日でした。 このことから当時、祝日と祭日を総称して「祝祭日」と呼ぶこともありました。

今も「祭日」「祝祭日」という人がいますが、1948年以降は「国民の祝日に関する法律」で「祝日」に一本化されています。つまり、現在は法定義としての「祭日」はなく、ただ名前を変えて、現在の祝日に受け継がれている祭日があるだけです。

 

 


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