香りで”おもてなし”を!【お香のおしゃれな使い方も紹介】
香りのおしゃれな使い方をご紹介!
目に見えないけれど、私たちの毎日にとても役立つ「香り」。
皆さんは「香り」をどのように活用していますか?
リラックス、気分転換
自分と向き合う時間に、
時に他の香りのマスキングとしても。
様々な用途で活躍する「香り」ですが、
”おもてなし”としても幅広く活用できます。
香りのおしゃれな使い方、
香りを使ったおもてなしの方法をご紹介します!
なぜ、香りで「おもてなし」できるの?
香りには、不思議な力があります。
良い香りに触れると、幸せな気持ちになったり、
心がほっとしたりしませんか?
特に、良い香り、好きな香りに触れると、
心や気持ちの面で大きく影響を受けます。
それは、香りが脳に直接働きかけるから、なんです。
特に、直感や本能を司る部分(大脳辺縁系)に届くので、
「良い香りだな、心地いいな」などの感情が
「何の香か、どんな香りか」という認識よりも先に動きます。
こうしてみると、香りを使ったおもてなしは
直接感情に働きかけることができ、
より効果的な方法であると言えそうです。
こんなに使える!香りでおもてなしする方法
①空間を良い香りで満たす
一歩足を踏み入れた途端、良い香りに包まれる…
空間の香りを使ったおもてなしは最もスタンダードながら、効果的な方法です。
具体的には、ルームスプレー、リードディフューザー、お香を使用する方法があります。
ルームスプレー
ルームスプレーとは、プッシュするだけで部屋に香りを与えるスプレータイプのフレグランス。
来客前や食後、リラックスタイムなど、香りが欲しいときに手早く空間の香りを変えることができます。
プッシュする回数で香りの強弱の調整も簡単です。
香りの持続時間が限られているので、一時的に楽しみたい方にもぴったりなアイテムですね。
ルームスプレーのポイント
・スプレーするだけでお手軽に香りを楽しめる
・香りの強弱がつけやすい
・香りはフレッシュな印象
・香りの持続力は短め
◆使用方法
基本は3歩に1プッシュ、空気中に吹きかける
香りを持続させったいとき 製品にかける(寝具、ソファー、カーテン、ぬいぐるみなど)
②リードディフューザー
アロマディフューザー、スティックディフューザーと呼ばれることもあります。
◆使用方法
風が通る場所で、直接エアコンや扇風機などの風が当たらない場所がおすすめ。直射日光に当てると香りの消費が早くなりますので、日光に当たりやすい窓際は避けた方がよさそうです。
③伝統的な香り、お香
少し重みのある香りが魅力のお香。
日本でも「香道」として古くから愛されてきました。
世界でも、「インセンス」は祈りの場でも使用され、歴史ある香りの使用方法です。
お香は加熱し、香りを立たせます。
これが香りの印象や持続力にも特徴を持たせています。
使用されている香料により、香りの持続力は異なりますが、
特にお香によく使用されている沈香や白檀などの木由来の香りは、加熱すると香りが立ちます。
これらの香料は重めで持続力があり、そのためお香を焚くと落ち着いた印象になることが多いようです。
また煙が立つのも特徴の一つ。
煙は空気の流れにのって遠くに広がりますので、それに伴い香りを遠くに運ぶことができます。
形状もスティックやコーン、渦巻き…と様々。
お香を焚いていたい時間の長さ(燃焼時間)で形を選ぶといいですよ。
お香のポイント
・ルームスプレーやディフューザーと比べ、落ち着いた印象の香りが多い
・歴史ある香りの使用方法
・香りの持続力、拡散力がある
・火を使うので、注意が必要
◆使用方法(スティック、コーン、渦巻きのお香)
お香の先端に火をつけ、専用の器に置く
香りを煙とともに均等に広げるために、風が直接当たる場所は控え、
また燃焼部分は非常に高温のため、安定した場所に置く。
スタッフおすすめ、アラブのお香
アラブ地域で伝統的に愛されているお香、BUKHOOR(ブクール)
おもてなしの香りとして来客前に焚く文化があります。
日本伝統のお香とはまた一味違った香りは、
あなたの個性を感じさせるおもてなしになりそうです!
是非、お試しください。
空間を彩る香りは、一歩踏み入れた時の印象アップにつながります。
訪問先の香りが心地よいと、心も明るく気持ちよくなりますよね。
来客の少し前、柔らかく香るようにタイミングを調整し、
香りのおもてなしをしてみてください!
②第一印象を更に素敵に!名刺香
名刺を受け取った瞬間にふわりと香りを感じる名刺香。
名刺に香りをつけることで、名刺交換をしたお相手に
香りの心地よいひと時を感じていただけます。
特に香りは直接脳に働きかけることから、
香りの力を借りて印象を強く残せそうです。
香りがあなたの第一印象を更に素敵に演出してくれますよ。
名刺香をきっかけにビジネスチャンスが広がるかもしれません。
◆名刺香の使い方
香料を和紙などの紙で包んだ匂い袋を名刺と一緒に箱に入れ、香りを移します。
名刺香をそのまま名刺入れに忍ばせても香りを移せます。
名刺に香水は?
名刺に香りをつける、というと、香水をふれば良いのでは?
と思われますよね。
もちろん、この方法も香りをつけることができますが、一つ注意点が。
・香りが強すぎることがある
・吹きかけたところの色が変わってしまう
・香りが変化してしまう(名刺香のほうが時間の経過による香りの変化が少ないように感じます)
このようなこともあるため、初めは量を調整し香りの変化を試してみるのも良いかもしれませんね。
③手紙に香りを。雅なおもてなし、文香
メールやLINEなど、オンラインでやり取りが多い現代では、
なかなか手紙というツールの出番が少ないかもしれません。
だからこそ、手紙には送り主の温かみや真心をより伝えることができます。
そんな手紙を更にエレガントにワンアップしてくれるのが、
「文香」
です。
今のようなオンラインツールがなかった時代、特に平安貴族たちは、
したためた手紙、「文」に香りを焚きつけ、自らを更に印象付けていました。
現代では手紙の紙そのものに香りを焚きつける、というよりは、
名刺香と同じように香料の入った袋を手紙と一緒に封筒に忍ばせます。
香りがあなたの気持ちを心地よく代弁してくれるようですよね。
受け取った方の人となりを思い浮かべながら、香りをチョイスしても素敵ですね。
文香として、バリエーション豊かなアイテムが販売されていますので、
是非お気に入りを探してみてください。
***
いかかでしたでしょうか。
目に見えない「香り」を活用し、
周囲の人も、あなた自身も心地よい時間を過ごせるように
「おもてなし」してみてくださいね。
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