沈香は5つの香りがある?
Bukhoorの重要な材料のひとつ、Oud(沈香)
日本でも古くから使用されてきた歴史ある香りです。
樹木が侵食された際に、分泌されつ樹脂がそのもとになっています。
まさに奇跡。天然の沈香は偶然が重なり生まれるんですね。
香りも
産地によって異なる、沈香の香り。
沈香の産地は、主に東南アジアとインド。
それぞれの産地で、香りが異なるというから面白いですよね。
アラブ地域でも、産地によってグレードが分かれて売られています。
沈香木。
沈香が出来上がるまでの時間と過程を知れば知るほど、
その香りを大切に味わいたくなります。
同じ沈香でも香りが異なる?
沈香の香りは、香道で「六国五味」と呼ばれるように
産地とその香りによって分類されています。
六国とは
ベトナム
タイ
マレーシア(マラッカ)
インド(マラバル)
インドネシア(スマトラ)
インド(サッソール)
の6つの産地
五味とは
甘、あまい(蜜を練る甘さ)
酸、すっぱい(梅干の酸味)
辛、からい(丁子の辛味)
苦、にがい(柑橘の皮を火にくべたときの苦み)
鹹、しおからい(汗をぬぐう手の塩辛さ)
の5つの香り
を表しています。
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中でも、ベトナム産の最上級の沈香は「伽羅」と呼ばれ、
この五味全てを兼ね備えているといわれています。
伽羅はその価格も非常に高価。
そして「この産地だからこの香り」といった、
五味一つだけが香りとして現れるのではなく、
それぞれの「五味」の特徴が組み合わさって
言葉では表現しきれない複雑で奥深い香りになるんですね。
今も昔も変わらない、沈香の魅力
日本でも、アラブでも、世界中で多くの人々を魅了してきた沈香。
きっと、これからも人の心をつかんで離さない、
不思議な力を持った香りとして
私たちの心と体を満たしてくれます。
アラブでも愛される、沈香を使用したお香たち。
アラブ地域で沈香はOud(ウード)と呼ばれています。
アラブのお香「Bukhoor」専門店 From The GULFでは、
現地に赴いて直接仕入れを行った
アラブのお香、Bukhoorをご紹介しています。
香木や香油から生まれる魅惑の香りは
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ぜひ、あなたの毎日に
アラブの香りを。
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