カリール・ジブラン「預言者」
皆さまこんにちは!From The GULFの鈴木です。
突然ですが、
カリール・ジブランの「預言者」
読んだことありますか?
カリール・ジブラン
別名、ハリール・ジブラーンはレバノン出身の詩人、画家、彫刻家。オスマン帝国時代末期に現在のレバノン北部のブシャッレ(英語版)(ブシャッリ)に生まれる。少年期の1895年にアメリカ合衆国のボストンに移住(略)「20世紀のウィリアム・ブレイク」とも称され、宗教・哲学に根ざした、壮大な宇宙的ヴィジョンを謳う詩や絵画を残し、その作風は後世さまざまな詩人や政治家に影響を与えた。Wikipedia
「預言者」は彼が書いた本の中でも世界的に有名な著書のひとつ。
上皇后美智子さまも愛読されているのだそうです。
先日、通っているアラビア語教室で先生に教えて貰ったのがきっかけで私も読み始めました。
どんな本か、というと
レバノンの詩人・哲学者・画家である著者のカリール・ジブラン。20世紀のウィリアム・ブレイクとも称され、多くの詩人・思想家・政治家のみならず、サブカルチャーにも影響を及ぼした偉人が、人間の普遍的テーマ…愛、労働、喜びと悲しみ、友情など26の項目について深く語りかける詩集。ひとりひとりの心の奥底に大切にしまっておける、お気に入りの一節が必ず見つかることでしょう。Amazon
預言者、”アルムスタファ”がある街を去ろうとしている。
彼が去ってしまうのを悲しむ街の人々だったが、
引き留める代わりにいろんな事柄を問い、彼は言葉を授けていく。
街の人々は、
「愛」から始まり、「結婚」「子供」「労働」、
「自由」「友情」「祈り」、
「喜びと悲しみ」「自らを知ることについて」など、
生きていれば誰もが悩んだり、深く考えたりするような、
それに対してのひとつの「答え」があるならば知りたいと思うような、
シンプルながらもとても深い問いを投げかけていきます。
***
全て読み終えていないのですが、
読み始めてすぐ感じたのが
「深く刺さる言葉や場面が読むたびに違う、読むたびに新しい発見がある」
そんな一冊になるんではないかな、ということです。
“今”の自分だからこそ、ある特定の一文や場面に心が動く。
それは「労働」についての場面だったり、「自由」の箇所であったり、
本の中で特に深く響く一文によって、
読んでいる“今の自分そのもの”が浮き彫りになる、
そんなことを感じながら読み進めています。
他にも様々に翻訳されているようですが、今回はこちら。ポケットサイズで携帯もできる大きさ。
アラビア語の先生(日本人)が、アラビア語圏で仕事をするきっかけともなったというこの本、
もっと早い時期に知っていたかった!と思ってしまうほど、
特別な1冊になりそうな予感がします。
興味を持ってくださった方はぜひ、一度手に取ってみてはいかかでしょうか。
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