アラブのお香専門店|From The GULF アラブのお香専門店:From The GULFでは、オーナーが自ら現地で厳選した、新しくも癖になるアラブのお香「Bukhoor(バフール/バクホーラ)」と香炉を取り扱っております。天然素材を使用し、雑味のない上質な香りが長く続きますので、おもてなしやリフレッシュなど、様々なシーンでお楽しみ頂けます。

かおり風景100選・関東③【日光霧降高原のニッコウキスゲ】

日光霧降高原のニッコウキスゲ

霧降高原には全国有数のニッコウキスゲの群落があり、6月から7月には辺り一面黄色になります。

国立公園内にあり、各種団体やボランティアなどによる保護活動が行われています。

場所は栃木県日光市、かおりの源はニッコウキスゲ、草、花、季節は6月下旬、~8月中旬です。

(環境省:https://www.env.go.jp/air/kaori/ichiran.htm)

 

 

2001年度に環境省が広く一般に呼びかけて選定し、紹介している全国各地の100事例です。

環境が嗅覚を通じて人に影響することについて、単に悪臭公害を防止することだけに着目するのではなく、日本の自然や伝統・文化に係わる「よいかおり」を保全することを通じて、環境の快適性を確保・創造することを目的としています。

環境省のHPを中心に、かおり風景100選に該当する自治体からの抜粋などを紹介させていただきます。

 

 

キスゲ平

キスゲ平は赤薙山の中腹、標高1,300m~1,600mにかけて広がる高原です。

3月下旬のマンサクから始まり、4月~6月にかけてはカタクリやツツジ類など、100種類を超すたくさんの種類の花が春から秋まで楽しめます。

その中でも6月中旬から7月にかけて咲くニッコウキスゲの群落は一見の価値があります。

ニッコウキスゲは北海道から近畿北部(滋賀県伊吹山まで)までの広い範囲に分布、群生するツルボラン科、ワスレグサ属の多年草です。

高山や亜高山の草原に群生することが多いが、地方によっては低地や海岸沿いにも見られます。

約10cmの濃い黄色の花を3~4個付け、下から順番に咲いていきます。
全国の高原で見られますが、日光に多く自生していたことからニッコウキスゲという名前で呼ばれています。

 

 

ニッコウキスゲ

各地に花の名所があり、かつてはセンダイカンゾウ(仙台萱草)と呼ばれたこともありましたが、特に日光付近に多いため現在ではニッコウキスゲという呼名が定着しています。

また、この花が大群落をなす日光の戦場ヶ原を、中禅寺の庭に見立てた別名としてゼンテイカ(禅庭花)とも呼ばれます。 

葉は幅1.5~2.5センチの平らな紐状で、株元から二列になって生じ、長さは約60センチほどに達し、新芽は山菜として食用になり、クセがないため生でも食べらることが出来ますが、天婦羅や和え物などにして食べられる方が有名です。

開花期の5~8月になると高さ50~80センチほどの花茎を伸ばし、二つに分かれた枝の先に直径7センチほどの花を3~4輪ずつ、やや横向きにつけます。花色はオレンジ色を帯びた黄色で、6枚の花弁がある。花の後には画像のような果実ができ、褐色に熟すと黒光りした多数の種子が顔を出します。

花は朝開いて夕方に萎む一日花です。

この仲間は英語ではデイリリーといわれますが、次々に開花するため群落全体の花期としては長くなります。

ちなみに、学名は「Hemerocallis(ヘメロカリス)」、「hemera(一日)」+「callos(美)」で「一日だけの美」ということです。

 

花の形はノカンゾウに似るが、ニッコウキスゲの花弁にはノカンゾウに見られるようなスジ模様がありません。

花や蕾も食用として、酢の物や炒め物にして食べることができます。

黄色の花を付け群生する姿はとても華やかで、「夏美人」と称される花言葉がよく似合います。

ニッコウキスゲには「日々を新たに」「晴れた日の喜び」「心安らぐ人」などの花言葉がつけられています。日が昇ると花を咲かせ夕方には花を閉じるように、新しい花を次々と咲かせていくニッコウキスゲの姿が目に浮かぶような花言葉だと思います。

 


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