アラブのお香専門店|From The GULF アラブのお香専門店:From The GULFでは、オーナーが自ら現地で厳選した、新しくも癖になるアラブのお香「Bukhoor(バフール/バクホーラ)」と香炉を取り扱っております。天然素材を使用し、雑味のない上質な香りが長く続きますので、おもてなしやリフレッシュなど、様々なシーンでお楽しみ頂けます。

お正月と年神様①

昨年中はFrom The GULFをご愛顧くださり、ありがとうございました。

たくさんの方にアラブのお香を楽しんでいただけた1年だったと、感謝の思いでいっぱいです。

今年も香りとともに素敵な時間をお届けできるよう、精進いたします。

本年もよろしくお願いいたします!

 

年神様

何かと慌ただしく年の瀬を迎え、お正月を迎えたと思ったら、あっという間に仕事始めで、兎に角、バタバタした年末年始を過ごしていませんか?

”正月”は、新年の神様である「年神様」をお迎えして1年の幸せを願う行事で、本来は1月の別名でしたが、現在では松の内といわれる1月7日までのことを指すのが一般的となっています。

年神様とは、新しい年にみのりをもたらし人々に命を与えてくれる神様で、正月様、歳徳神(としとくじん)などと呼ばれています。

祖先の霊が春に里に降りてきて田の神となり、秋の収穫が終わると山へ帰って山の神となり、正月には年神様となって子孫の繁栄を見守ってくれると考えていました。
そこから、年神様をお迎えしてお祝いをする様々な風習が生まれたとされています。

 

 

様々な風習

新しい年の始まりをお祝いする習わしには、深い意味が込められ、今日まで受け継がれてきました。

事始め(ことはじめ)とは、お正月を迎えるための準備を始める日のことで、現在は新暦の12月13日に当たります。
旧暦では12月13日を「鬼の日」としていて、この日は婚礼以外はすべて吉とされ、お正月の準備をするのによい日として伝えられてきました。

煤払いとは、新しい年神様を迎えるために1年の汚れを払っておく行事です。
昔は囲炉裏があったため煤がつきやすく、煤払いが正月事始めの重要な仕事でしたが、現在は新しい年を迎えるための大掃除といったところでしょうか。

 

松迎え

門松や正月飾りのための松を、事始めの日に山へ取りに行くことを松迎えといいます。
「神を待つ木」として、松は神霊が宿る木とされ、松迎えが年神様を山から迎えることを意味すると考える地域もあるそうです。

正月飾りは、29日に行うと「苦待つ」や「二重苦」として避ける習慣があり、31日は「一夜飾り」といわれ縁起が悪く、神様に失礼になってしまうとされています。

門松は、左右一対で並べるのですが、玄関に向かって左側に葉が太くて固い雄松、右側に葉が細くて柔らかい雌松を飾ります。

また、1月7日までのことを松の内というのは、門松を飾っておく期間のことを指し、お正月に年神様を招くための目印で、1年中、葉を落とさない常緑樹の松は縁起が良く、祀る(まつる)に通じるおめでたい木として飾る風習があります。

松は神が宿る木で長寿、竹はまっすぐに伸び地面にしっかりと根を張ることから子孫繁栄、梅は早春に花を咲かせることから清廉さや生命力を象徴するため、「松竹梅」として飾ることで縁起物となります。

 

 

今年もみなさまに幸せがたくさん訪れますように。

 

 


From The GULF では、

アラブで伝統的に親しまれているお香を紹介しています。

新しくも癖になるアラブの香りで
毎日に香りのスパイスを加えてみませんか?

 

 

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