アラブのお香専門店|From The GULF アラブのお香専門店:From The GULFでは、オーナーが自ら現地で厳選した、新しくも癖になるアラブのお香「Bukhoor(バフール/バクホーラ)」と香炉を取り扱っております。天然素材を使用し、雑味のない上質な香りが長く続きますので、おもてなしやリフレッシュなど、様々なシーンでお楽しみ頂けます。

神に選ばれた言語、アラビア語

選ばれし言語・アラビア語

2022年の時点では、アラビア語話者は世界で4番目に多いとされています。世界人口の25%がイスラム教徒であるということにもかかわりがあると思いますが、近年急激にアラビア語話者の数が増えています。

そんなアラビア語、少し深く覗いてみたくなりました。

 

 アッラーはコーランとして教えを伝えるために、アラビア語を選びました。

イスラム世界において、自分たちこそが選ばれ優越された人間であるといった選民的な思想や考え方はありません。

”誰でも何処でもアッラーを信仰することが出来る”という考え方が根本にあるのです。

アッラーこそが絶対的な神であり、自らの存在は全てアッラーの意志によるもので、アッラーの喜びを自らの喜びとみなすことがイスラム世界の概念は先刻記載の通りです。

 しかし、アッラーの神を感じ、イバーダ(崇拝)するための一日五回の礼拝はアラビア語で行われています。

イスラム世界においては唯一絶対の神への誓いはアラビア語という言語を通して行われ、言語に対しての選任的な考え方はアッラーへの統一性を維持するために必要な方法だったと思います。

イスラム教を信仰する人々の数は約20億人(世界の約4分の1)と言われています。

アラビア語は世界で最も難しい言語の1つとされていますが、近い将来においてはその重要性が一層増していくことでしょう。

アラビア文字

 

 

 

インシャ・アッラー

「インシャアッラー」、アラビア文字で「إن شاء الله」と書きます。

神は偉大=”アッラーフアクバル”、であるが故に、この「インシャアッラー」を直訳すると

「アッラーの神のおぼしめすままに」とか「アッラーの神が望むものなら」という意味になります。

人間ではなく神様の思し召しのままに、アッラーが決めるのだからトヤカク言っても仕方がないと言った感じでしょうか。

この、インシャ・アッラーは、未来・先の予定に関して頻繁に使われる言葉で、

「未来のことは誰にもわからないが、アッラーの神のみが知る。何もかも人間の思い通りにうまくいくことなどあろうはずがない、日常は神によって齎される奇跡の連続でしかない」ということを表しています。

イスラム世界では、真理のことをハックといいますがハックは、アッラーの別名でもあります。

つまり真理は絶対であり、唯一であり、そしてその真理がアッラーそのもので、

「確かに約束したから誠心誠意それを果たそうと思うが、人間は絶対ではないため、行く前に自分が交通事故にう可能性もゼロではないため、自分は「絶対に行く」とはけっして言えない。しかし、絶対の神アッラーがもしそうお望みになるなら(イン・シャー・アッラー)行くことが叶うでしょう」という感じです。

簡単な話は「インシャアッラー」と言われた場合は、「yes」の可能性はあるけど「no」の可能性も多分にあって、日本の社交辞令としての「行けたら行くね」のニュアンスに似ています。
イスラム世界では「インシャアッラー」は本当に、頻繁に、繰り返し、信じられない程によく耳にします。

実際に私も友人との待ち合わせなどで耳にすることもあって慣れるまではとても戸惑いました。
しかし、前向きに捉えるならば、なんとなくの約束で、プラン通りに行かない場合に、相手が失望するのを防ぐことができ、「流れにのって行く」と言った軽い感じで、片意地を貼らずに、「リラックスした感じで行こうよ」的な雰囲気に近く、実際にもストレスを減らし、軽い気持ちになれる。未来ではなく、今その時を本当に楽しんで生活することが出来るようになるとも言われます。

 

マーシャ・アッラー

「マシャ・アッラー」は「ما شاء الله」と表記します。

「アッラーの神が願ったように」または「 アッラーの神が望んでいたことが起きた」を意味しています。

これは、結果としてすべてが良い方向に進むことが出来て、アッラーの神が思し召してくれた祝福に対して、祝いと感謝するために使用されます。

ですから、相手は喜びに充ちているときで、とても優しい笑顔を浮かべて「マシャ・アッラー」と言っている訳です。

その言葉をかけてもらった時、こちらも幸せな気持ちになりますね。

「マシャ・アッラー」は、すでに起こった出来事に対して、驚き、賞賛、感謝、感謝、喜びを表現するために一般的に使われています。

それだけでなく、他にもアラビア語独特の意味として、周囲の嫉妬や悪魔の目、悪いことからお守りくださいという願いのような意味も込められているそうです。

おめでたいことがあると、それを羨んだり、妬んだりする人がどうしても出てきてしまうものですが、イスラムの教えでは、全てはアラーが与えたもので、「アラーが他人に与えたものを羨むのではなく、自分に与えられたものに感謝をしよう」という意味合いで使われるようです。

私も、アラブ首長国連邦やオマーンで香りのよいバフールに出会ったとき、良く「マシャ・アッラー」を耳にしました。

同行してもらっているコーディネーターが香りの良さに「マシャ・アッラー」と良く言っていましたが…。

その後で「こんないい香りをリーズナブルに分けてくれとも」。

冗談はさておき、様々な文化や宗教を尊重しながら、生活できたら楽しいとは思いませんか?

アラビア文字

 


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